マンションに入る泥棒の侵入経路ランキング
マンションやアパートなどの集合住宅では
泥棒はどこから侵入してくるのか?対策を解説
マンションやアパートなどの集合住宅にも泥棒が入るリスクはあります。
泥棒の侵入経路を調べ、ランキングにしました。
この記事ではマンションやアパートでできる泥棒対策のポイントについて解説します。
集合住宅を狙う泥棒の侵入経路ランキングは?
マンション・アパートなど集合住宅でも泥棒が入る可能性は十分にあります。
警察庁が発表した資料によると、令和4年に発生した共同住宅での空き巣件数は4階以上で1,189件、3階建以下の建物では2,242件にものぼります。更に忍び込み盗、居空き盗も合わせると年間で発生した共同住宅での侵入盗件数は4,000件を超えます。
参考:警察庁公式ホームページ「刑法犯に関する統計資料」
泥棒の手口の中で多い空き巣の侵入経路は下記の通りとなっています。
泥棒の侵入経路 | |
---|---|
1位 | 表出入口 |
2位 | 窓 |
3位 | その他の出入口 |
一戸建て住宅の場合、泥棒の侵入経路として最も多く見られるのは窓からの侵入とされていますが、マンション・アパートの場合はエントランスからの侵入が多いようです。
泥棒からするとエントランスからの侵入は一見ハイリスクなように見えても、多数の世帯が住む共同住宅なら自然に入り込みやすいといえます。
特に、新築マンションや単身者向けマンションは住人同士の面識がなく、不審者が入っても気付かれにくく狙われやすいとも言われています。
マンション・アパートの泥棒対策
エントランスで無関係な人物をオートロックでブロックする
マンション・アパートの防犯対策は、もちろん個々の意識も大切ですが、建物の防犯設備も大切です。
特にオートロックは無関係の人物の侵入を防ぐことができるため、年々集合住宅での普及率が高まっています。
また、部屋の中の居室親機には、来客があった時に業者を装った不審者を招き入れてしまうことを防ぐためにも、相手の姿を確認できるTV付モニターがおすすめです。
また、防犯カメラがあれば泥棒の侵入防止はもちろん、万が一の事件時には証拠映像を残すことができます。
弊社ではオートロックのリニューアル工事の他、防犯カメラの設置も行っていますが、最近ではオートロックと防犯カメラ、どちらも導入しているマンションが増えている印象です。
オートロックを過信しない
オートロック付マンションに住む方が「オートロック物件だから少しなら大丈夫」と部屋の鍵をかけずに外出してしまうケースもあります。
もちろんオートロックの存在は不審者の侵入防止に効果がありますが、一度侵入されてしまうと無施錠の部屋は簡単に入られてしまいます。
ごみ捨てやちょっと買い物にいくだけ、という時間でも部屋の外に出る時は部屋の鍵は閉めるようにしましょう。
泥棒が狙いやすいマンションとは?
防犯設備のないマンション
前述の通り、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備は泥棒にとってリスクであり、避けたい存在です。
カメラシステムのない物件のほうが証拠が残りにくく、犯行が行いやすい物件といえます。
人通りの少ない立地のマンション
人通りの少ないマンションは犯行を目撃される危険が低く、泥棒にとっては行動しやすい場所でしょう。特に夜間の侵入リスクは非常に高いといえます。
また、街灯が少なく夜間暗い場所も人目につきにくく危険です。
こうした暗い場所には、常夜灯やセンサーライトといった、光で泥棒を威嚇できる設備もおすすめです。
単身者向けマンション
一人暮らし用のマンション・アパートは、日中に住人が出かけていることが多く、犯行が行いやすい環境になってしまいます。
単身者が住むマンションは多くの場合、住人同士の交流がないため、侵入後マンションの廊下などで住人とすれ違っても、いきなり不審者だと思われることも少ないでしょう。
リニューアル工事中のマンション
大規模なリニューアル工事を行っている最中は足場が組まれますが、この足場が泥棒の侵入経路になる危険性があります。
弊社でも大規模修繕工事の間、防犯カメラを短期でレンタルしたいとご依頼いただくことはよくあります。
また、大規模修繕でなくても近くに足場になるような電柱などがあるマンションは注意が必要です。
1階のベランダが侵入しやすい
1階に住む住人にとってはエントランスからの侵入よりも、窓からの侵入のほうが脅威かもしれません。
1階に侵入する場合、塀を乗り越えるだけでベランダに入れてしまうためガラス破りでの侵入リスクが高くなってしまいます。
侵入経路になりえる場所の付近には防犯カメラの設置がおすすめです。
集合住宅の防犯対策のポイント
セキュリティは複数取り入れる
マンション・アパートで泥棒の侵入を防ぐ設備はオートロックや防犯カメラ、防犯フィルムなど様々ありますが、この中の1つだけ導入したから安全とは言い切れません。
なぜなら、それぞれの設備は役割が違うからです。
外部の人間が勝手に入ってくることを防ぐオートロックと、なにかあった時に証拠を確保する防犯カメラでは設置する目的も設置する場所も異なります。
犯罪の手口が多様化している今、防犯対策を整えるなら複数のセキュリティを取り入れ、効率的な対策を講じることが大切です。
オートロックには取り替え時期がある
賃貸の場合、住人の支払う家賃にはオートロック含む設備の維持費も入っています。
「故障して開けっ放しに・・」なんてことが起きてしまうと、管理責任を問われかねません。
オートロックの更新時期は15年とされています。
更新時期を過ぎるとオートロックのメーカー側でも部品の在庫がなく、修理不可となってしまいます。
また更新時期を過ぎたオートロックシステムは故障頻度も高くなっていき、メンテナンス費用がかさんでしまいます。
更新時期を迎えたオートロック設備は、取り替えるようにしましょう。
弊社では出来る限り費用を抑えたオートロック取り替えをサポートしています。
分譲マンション、賃貸マンション問わず多くの工事実績がありますので、お気軽にご相談ください。
インターホンリニューアル工事対応エリア
関東 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城 |
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中部 | 愛知、岐阜、三重、静岡、山梨 |
関西 | 大阪、京都、兵庫、滋賀、和歌山 |
東北 | 宮城、青森、福島、山形、岩手、秋田 |
防犯カメラの設置工事も対応します
弊社では防犯カメラの新規設置、リニューアル工事にも対応可能しております。
日本製、海外製問わず豊富なメーカーの機種を取り揃え、機器の販売から設置工事、修理メンテナンスまで一貫して行っております。
遠隔監視を活用した複数のマンションやアパートの一括管理など、お客様に最適なセキュリティプランをご提案させていただきます。
現地調査、お見積りは無料ですので、まずはご相談ください。