マンションのオートロックが開かない時のパターン別原因と対処法
「エントランスの自動ドアが開かない」「部屋から遠隔操作できない」そんな時の対処法
オートロックが開かない!そんな時はどうしたら良い?

マンション・アパートのエントランスにあるオートロック(自動ドア)が開くのは、基本的には暗証番号による認証や、建物の中から外に出る時等が挙げられます。
マンションにおいてオートロックは、エントランスから出入りする人物を制限することで空き巣や不審者の侵入を防いだり、無用な訪問販売から住人を守る重要なセキュリティです。 普段通り使っているのにオートロックが反応せず、エントランスの自動ドアが開かない時はどうしたら良いのでしょうか。 主な対処方法や考えられる原因についてご紹介します。
オートロックが開く条件

オートロックシステムは、扉が閉じると自動で施錠され、決まった条件を満たすと開錠する仕組みになっています。
この条件は、以下のような例が挙げられます。
- 住人や管理人が持っている鍵を使って開ける
- 配業者や知人が部屋の番号を押し、住人が部屋から遠隔で開錠する
- 暗証番号で開けた時
- 建物内にいた人物が外へ出る時
マンションのオートロックが開かなかったら、自由に行き来ができず、住人にとっては大きなストレスになってしまいます。
オートロックが開かないパターン別で解説させていただきます。
外に出る時に自動ドアが開かない時はどうしたら良い?
マンションのオートロックシステムでは外から建物に入る時には鍵や遠隔開錠が必要ですが、外に出る分には通常の自動ドアと変わりません。 自動ドア上部にある人感センサーで人を感知し扉が開く仕組みになっています。
建物内から外に出る時に自動ドアが反応しない場合はオートロックシステムではなく、自動ドアのほうに原因がある可能性があります。
- 自動ドアの電源が入っていない
- センサーの電源が入っていない
- センサーの不具合
建物の中から外に出る時に自動ドアがあかない場合の要因例
電源が入っていても開かない場合、センサーが汚れていてうまく人を感知できていないケースや、周りにある装飾物などがセンサーの感知を妨げているケースがあります。
そのため、周りに障害物になりそうなものがあった場合、移動させただけで解消する可能性があります。
電源やセンサーの汚れに問題がないのに開かない場合、自動ドアの不具合の可能性がありますが、マンションの共用部分である自動ドアに対し、住人の方が近くの業者に連絡をとって手を加えてしまうとトラブルになる可能性があるので、大家さんや管理会社に事情を話して対応してもらいましょう。
鍵を使ってもオートロックが反応しない時は?
住人の方が鍵を使ってもオートロックが反応しない場合、以下の原因が考えられます。
- 集合玄関機の不具合
- 鍵の汚れ、破損
- 配線に問題が起きた(断線・接触不良など)
鍵を使っても建物の中に入れない場合の原因例
たとえば、「鍵は刺さるけど回らない」というようなケースでは、鍵のほうに問題がある可能性が高いです。
使った鍵に問題があるだけであれば、鍵の交換やメンテナンスで解消する可能性があります。
集合玄関機や配線などオートロックシステム内の問題であれば、大家さん・マンションオーナーやマンション理事の方の判断により修理・オートロックの交換などの対処が必要です。
居室からオートロックが遠隔で開けられない時はどうしたら良い?
通常、エントランスから部屋番号を押すと居室内にいる住人と通話ができ、住人が室内親機の開錠ボタンを押すと遠隔でエントランスのオートロックを開けることができます。
来客のたびに1階をエントランスまで行って中から開けなければならない、なんてことになると、苦情の元になります。
エントランスからの呼び出し音や、通話もできないのであれば電源の問題の可能性もありますが、通話まではできるのに開錠ボタンを押しても自動ドアが開かないのであればオートロックシステムの不具合の可能性が高いです。
- 居室親機の不具合
- 自動ドアのエラー
- 配線に問題が起きた(断線・接触不良など)
遠隔でオートロックを開けられない場合の要因例
マンション内の特定の居室だけで遠隔開錠がうまくいかず、他の居室に問題ない場合は居室親機の不具合の可能性が高いでしょう。
遠隔での開錠ができないトラブルに関しては基本的に大家さん・マンションオーナーやマンション理事の方から業者へ連絡し修理・オートロックの交換などを行うことが必要です。
オートロックの故障時は修理するべきか、入れ替えるべきか

オートロックとは、正確にいえば「自動でドアを施錠する機器」のことです。
ドアがうまく開かない要因が自動ドア周辺の機器にあるのであれば、修理で改善する可能性があります。
インターホンシステムに含まれる集合玄関機や居室親機の不具合が要因の場合、前回インターホンシステムの設置(または入れ替え)をした時から何年経っているかを確認すると良いでしょう。
15年以上経過している、または15年近い場合、インターホンのリニューアル工事をおすすめします。
なぜ15年を目安にするのか?

耐用年数を過ぎたオートロックは部品の経年劣化などで不具合が多くなります。
そのため、古くなったオートロックやインターホン機器を何度も修理するうちに、「結局入れ替えたほうが安かった」ということになりかねません。
また、耐用年数を過ぎたオートロックシステムは、メーカーでも部品がなく修理対応自体ができないケースがあります。
不具合を機にオートロックを入れ替えるマンションオーナーや管理組合の方はとても多いのです。
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